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会津

福島県 会津地方

会津の漆器は、室町時代(1336〜1573年)に地域で漆の木が植えられたことにさかのぼりますが、 本格的な産業として発展したのは1590年以降のことです。当時の会津藩主・蒲生氏郷が、近江国 (現在の滋賀県)から木工・漆の職人を招き、地元の職人に当時最新の技術を伝えたことが きっかけとされます。この投資は実を結び、江戸時代には漆の木の栽培から加飾まで一貫した 生産体制が地域内に整い、会津の漆器は中国やオランダにまで輸出されるほどの産業に 育ちました。

会津の特徴は、松・竹・梅や、災いを払う縁起物とされる破魔矢といった吉祥文様を描く 「会津絵」にあります。20世紀初頭以前から続く老舗の工房も含め、こうした伝統的な文様や 蒔絵による加飾を今も受け継いでいます。

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