磁器
じき
精製した陶石を高温で焼き、完全にガラス化させた焼き物です。緻密で薄く、水を通しません。
磁器は、粘土ではなく陶石(長石を多く含む岩石)を細かく砕いた原料を使い、完全にガラス 化するまで高温(おおむね1,300〜1,400℃前後)で焼いた焼き物です。陶器 よりはるかに高い温度で焼くことで、素地は緻密でガラスのように硬くなり、薄く成形しても 形が保てます。薄い部分に光をかざすと透けて見えることもあり、指先で軽く叩くと澄んだ高い 音がします。
日本の磁器づくりは、17世紀初頭に有田で陶石が発見されたことから始まり、その後九谷や 波佐見など各地にも広がりました。素地に気孔がほとんど残らないため、 陶器と比べて食洗機や電子レンジにも強く(金彩・銀彩などの装飾がある場合は電子レンジを 避ける)、日常使いの器として扱いやすいです。