最中
もなか
薄くパリッとした皮に、別に用意したあんこを挟んだ菓子です。皮の名前は満月を意味する平安時代の和歌の一節に由来します。
最中は、薄くパリッとした皮と、別に用意した餡を組み合わせる菓子で、 一緒に焼いたり蒸したりするのではなく、別々に作ったものを組み立てて 仕上げます。皮そのものは、もち米を蒸して乾燥させ、粉に挽き、その粉を 型に入れて焼いて作られる、他のどの和菓子の技法とも違う独自の製法です。
名前は、平安時代の和歌に登場する「最中の月(さいちゅうのつき)」、 満月を意味する言葉に由来します。丸く白い皮が、満月を思わせる姿に見えた ことから、江戸時代の客がこの2つを結びつけたとされます。もとの名前 「最中の月」は、型が丸だけでなく様々な形を取るようになってから、 「最中」に短縮されました。