三徳包丁
さんとくぼうちょう
肉・魚・野菜を一本でこなす両刃の万能包丁です。刃渡り165〜180mmが主流で、日本の家庭用包丁でもっとも普及している形です。
三徳包丁は、刃元から切っ先にかけて丸みを帯びた両刃の万能包丁で、肉・魚・野菜のいずれも一本で こなせるように作られています。刃渡りは165〜180mmが主流で、日本の家庭で使われる包丁の中でもっとも 数が多い形とされます。
名前の由来には複数の説があります。もっとも広く知られているのは「肉・魚・野菜を切れる」という 3つの用途(徳)にちなむという説ですが、牛刀・菜切り包丁・舟行包丁という3種類の包丁の役割を 1本でまかなえることに由来するという説もあり、どちらが正しいか確定した一次資料はありません。
同じ両刃の万能包丁である牛刀と比べると、三徳包丁は刃の腹の丸みが小さく、 刃渡りも短めで、まな板の上でコンパクトに扱える点が特徴です。押し切り・引き切りのどちらにも対応 できますが、牛刀ほど刃を大きく揺らして使う「送り切り」には向きません。