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炻器

せっき

陶器と磁器の中間にあたる、専門的な分類上の焼き物です。日常会話ではほとんど使われず、多くは陶器として扱われます。

炻器は、陶芸の学術・業界分類で使われる専門用語で、土器・陶器・炻器・磁器という 4分類のうち、陶器と磁器の中間に 位置づけられる焼き物を指します。高温で焼き締められて素地がガラス質化し、吸水性が ほとんどない点は磁器に近いですが、精製した磁器用の陶石ではなく天然の陶土から 作られる点が磁器と異なります。

日本語の日常会話やほとんどの商品表示では、この区分はほとんど使われません。 炻器に分類される焼き物の多くは、日常語ではまとめて「陶器」と呼ばれています。 備前焼のような焼き締めの焼き物は1,200〜1,300℃前後という磁器に匹敵する高温で 焼かれ、学術分類では炻器にあたるとされますが、天然の陶土を使うことから日常語 では陶器として扱われ続けています。