和三盆
わさんぼん
讃岐(現在の香川県)で開発された、手作業で仕上げる高級砂糖です。今も高級和菓子に欠かせない砂糖とされます。
和三盆は、江戸時代に讃岐(現在の香川県)で開発された、手作業で仕上げる 高級砂糖です。高松藩主・松平頼恭の命によるサトウキビ栽培の研究と、多くの 職人による試行錯誤の末に生まれたとされ、博物学者・発明家として知られる 平賀源内も、自著で製糖法を紹介するなどこの過程に一役買ったとされます。 「研ぎ」と呼ばれる工程で、 砕いた粗糖を水を加えながら手でこね、木箱(押舟)に入れて押し、糖蜜を 搾り出す作業を3〜5回繰り返すことで、極めてきめ細かく、すっと溶ける粒子に 仕上げます。和三盆は今も、上品な甘さと精製砂糖にはない深い旨味を持つ、 高級和菓子に欠かせない砂糖とされています。