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アレルギー表示で選ぶ和菓子|小麦・そばの注意点を解説する

アレルギー小麦選び方

和菓子 は「小麦不使用」「アレルギー 対応」の1つの答えを持つ材料ではなく、種類によって中身がまったく異なります。 よくある思い込みの一部は、実際には逆になっています。だからこそ、種類ごとに 確認し、さらに具体的な商品を確認するという2段階の確認が、カテゴリー全体を 信頼するより重要になります。

日本のアレルギー表示の実際のルール

消費者庁は、8品目(えび・かに・くるみ〈2023年3月に義務対象に追加〉・ 小麦・そば・卵・乳・落花生)について表示を法律で義務づけています。それ 以外にも、大豆を含む20品目については表示が推奨されていますが、法律上の 義務ではありません。あんこのもとになる 小豆は、義務・推奨のどちらの品目にも含まれていません。日本の制度自体が、 小豆を重要なアレルゲンとしては扱っていないことになります。

小麦・卵・乳を含まないことが多いもの

餅 という名前自体が誤解を招きやすいです。 「もち米(グルテン米)」と訳されることがありますが、実際にはグルテンを まったく含みません。もちもちとした食感は小麦のたんぱく質ではなく、でんぷんの 性質によるもので、名前だけを見て小麦が入っていると判断しない方がよいです。 プレーンな餅・あんこ・羊羹は、いずれも伝統的に小麦・卵・乳を含まず、 この3つのアレルゲンに関しては、和菓子の中でも比較的リスクの低い中核を 形成します。落雁・金平糖のような、米粉・大豆粉・純粋な砂糖から作られる 菓子も、おおむね同じ傾向になります。

原材料に小麦・卵・乳を含まない羊羹の例です。

小城羊羹 食べ比べセット(切羊羹・練羊羹、山田老舗)

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含まないとは限らないもの

皮や生地を使う菓子は、この傾向から外れやすいです。饅頭の皮は一般的に小麦を 使います。どら焼きは小麦の生地に卵も加わります。もなかの皮は伝統的にはもち米から 作られ、その場合は実際にグルテンフリーになることが多いですが、市販品には つなぎとして小麦でんぷんを加えているものもあり、具体的な商品の表示だけが 確実な確認方法になります。京菓子の技法「こなし」 は、白餡に小麦粉を練り込んでグルテンをあえて働かせる技法で、関東でより 一般的な代替技法「練りきり」は もち米を使います。洋菓子(カステラのような西洋風の菓子)は、小麦・卵の両方を 含むのが通常になります。

白と赤のうち、赤は原材料の一部に小麦を含む落雁の例です。

よくある質問

和菓子は一般的に小麦不使用ですか?

すべてに当てはまる答えはありません。プレーンな餅・あんこ・羊羹は一般的に小麦不使用ですが、饅頭の皮・どら焼きの生地・こなし技法の京菓子・醤油味のせんべい(醤油自体を通じて)は小麦を含むことが多いです。具体的な種類と商品を確認します。

日本で法律上表示が義務づけられているアレルゲンは?

8品目:えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生です。くるみは2023年3月に義務対象に追加されました。大豆を含む20品目は表示が推奨されていますが、法律上の義務ではありません。

小豆は日本でよくあるアレルゲンとして扱われていますか?

扱われていません。小豆は義務8品目・推奨20品目のどちらにも含まれません。大豆とはまったく別の豆のため、きな粉を使っていない、小豆のあんこだけの菓子には大豆への配慮は当てはまりません。

せんべいに小麦が含まれることがあるのはなぜですか?

せんべい自体ではなく味付けを通じて。標準的な日本の醤油は伝統的に大豆と小麦の両方から醸造されており、実際にグルテンを含みます。米で作られたせんべいの生地自体には小麦が使われていなくても、醤油味のせんべいはこの経路で小麦を含むことがあります。

まとめ

和菓子が小麦・卵・乳を含むかどうかに、一律の答えはありません。プレーンな餅・ あんこ・羊羹はこれらのアレルゲンを含まない傾向にありますが、饅頭・どら焼き・ こなしを使う京菓子・醤油味のせんべいは含むことが多いです。日本の義務表示 8品目には小豆が含まれておらず、大豆(きな粉)と小豆(あんこ)は別の豆で あることも覚えておく価値があります。カテゴリー全体を信頼するのではなく、 具体的な商品の原材料表示を確認するのが確実です。